「モルモットを飼いたいけど、どの品種を選べばいいの?」と迷っていませんか?モルモットには実に多くの品種があり、毛の長さや巻き具合、性格、飼育難易度がそれぞれ大きく異なります。初心者が長毛種を選んで後悔するケースも少なくありません。この記事では、主要10品種の特徴・性格・飼育難易度を徹底比較し、あなたのライフスタイルに最適な品種を見つけるお手伝いをします。品種選びで失敗しないためのポイントも詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
モルモットは全10品種|人気No.1はイングリッシュ

モルモットは世界中でペットとして親しまれており、公認・非公認を含めると20種類以上の品種が存在します。
その中でも日本のペットショップやブリーダーで一般的に流通している主要品種は約10種類です。
そして、その中で最も人気が高く流通量も多いのがイングリッシュ(ショートヘア)です。
丸みのある体と短くなめらかな毛、穏やかな性格から「モルモットの定番品種」として初心者から経験者まで幅広く愛されています。
品種によって毛質・性格・お手入れの手間・価格帯が大きく異なるため、飼う前にしっかりと特徴を把握しておくことが大切です。
主要10品種の名前と特徴を30秒で把握
まずは主要10品種を一覧で確認しましょう。毛質・難易度・性格のポイントを簡潔にまとめました。
| 品種名 | 毛質 | 性格の特徴 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| イングリッシュ | 短毛・直毛 | 温和・人懐っこい | ★☆☆☆☆ |
| アビシニアン | 短毛・ロゼット | 活発・好奇心旺盛 | ★★☆☆☆ |
| クレステッド | 短毛・頭頂ロゼット | 温和・落ち着き | ★☆☆☆☆ |
| テディ | 短毛・縮れ毛 | 穏やか・甘えん坊 | ★☆☆☆☆ |
| レックス | 短毛・密な縮れ | 穏やか・好奇心旺盛 | ★★☆☆☆ |
| シェルティ | 長毛・直毛 | 温和・繊細 | ★★★☆☆ |
| ペルビアン | 超長毛・直毛 | 温和・のんびり | ★★★★★ |
| テクセル | 長毛・ウェーブ | 温和・おっとり | ★★★★☆ |
| スキニーギニアピッグ | ほぼ無毛 | 活発・人懐っこい | ★★★☆☆ |
| ボールドウィン | 完全無毛 | 甘えん坊・活発 | ★★★☆☆ |
この一覧を参考に、自分のライフスタイルや経験値に合った品種を探してみてください。
初心者に最もおすすめの品種は「イングリッシュ」
モルモットを初めて飼う方に最もおすすめの品種は、迷わずイングリッシュ(ショートヘア)です。
その理由は大きく3つあります。まず毛が短くお手入れが簡単なこと、次に性格が温和で人に慣れやすいこと、そして流通量が多く価格も手頃(約3,000〜8,000円)なことです。
初めてモルモットを迎える場合、毎日のブラッシングや特別なケアが必要な長毛種は飼育の負担が大きくなりがちです。
イングリッシュであれば週1〜2回程度のブラッシングで十分清潔を保てるため、忙しい方や子どもがいる家庭にもぴったりです。
まずはイングリッシュで飼育の基本を学び、慣れてきたら他の品種への挑戦を検討するのが賢明です。
モルモットの品種を毛質で分類|4タイプの見分け方

モルモットの品種を理解する上で最も重要な分類軸が毛質です。
毛質によって必要なケアの量・頻度が大きく変わるため、品種選びの際には毛質タイプを最初に確認することをおすすめします。
大きく分けると「短毛種」「長毛種」「巻き毛種」「無毛種」の4タイプに分類されます。
短毛種(スムースコート)|お手入れ簡単で初心者向き
短毛種は毛が短くなめらかで、日常的なケアが最も少なくて済むタイプです。
代表品種はイングリッシュ・クレステッドで、どちらも初心者に適した飼いやすい品種です。
ブラッシングは週1〜2回程度で十分。毛が絡まったり汚れが溜まったりするリスクが低く、健康管理もしやすいのが特徴です。
また、体の状態(体重の変化・皮膚の異常など)が毛に隠れにくいため、健康チェックがしやすいというメリットもあります。
短毛種はカラーバリエーションも豊富で、単色・複数色・斑模様など多彩なカラーが楽しめます。
長毛種(ロングコート)|美しさと毎日のケアが必要
長毛種は流れるような美しい毛並みが魅力ですが、その分毎日のブラッシングと定期的なトリミングが必須です。
代表品種はシェルティ・ペルビアンで、特にペルビアンは毛の長さが30cmを超えることもあります。
長毛が床面に引きずると汚れや糞が絡まりやすく、不衛生になりがちです。毎日のブラッシングを欠かすと毛が激しく絡まり、皮膚トラブルに発展することもあります。
美しい長毛を維持するためには、1日15〜30分程度のグルーミング時間を確保できる方に向いています。
ケアの手間はかかりますが、丁寧に手入れされた長毛モルモットの美しさはショーにも出品できるレベルです。
巻き毛種(ロゼット・カーリー)|個性的な見た目が魅力
巻き毛種は毛が波打ったり、渦を巻くような「ロゼット」と呼ばれる特徴的な模様を持つタイプです。
代表品種はアビシニアン・テディ・レックス・テクセルなどで、それぞれ巻き方や毛の密度が異なります。
アビシニアンのロゼット模様は全身に広がり、まるで渦巻きが散りばめられたような独特の外見が人気です。
テクセルのように長毛×巻き毛を兼ね備えた品種は、ケアの難易度がさらに高くなります。一方でテディやレックスは短めの巻き毛で、比較的ケアがしやすいです。
巻き毛は毛同士が絡みやすいため、週2〜3回の丁寧なブラッシングが推奨されます。
無毛種(ヘアレス)|アレルギー対策にも人気
無毛種は毛がほとんどない、あるいは全くない品種で、動物の毛アレルギーを持つ方にも選ばれることがあります。
代表品種はスキニーギニアピッグ・ボールドウィンの2種類です。
毛がないためブラッシングは不要ですが、代わりに皮膚の乾燥対策・保温管理・清潔なケージ環境の維持が重要になります。
無毛種は体温調節が難しく、気温が20℃を下回らないよう室温管理に注意が必要です。また、皮膚が直接床材に触れるため、柔らかい床材の使用が推奨されます。
ユニークな見た目からSNSでも人気が高まっており、個性的なペットを求める方にも注目されています。
モルモット全10品種の特徴・性格・飼育難易度

ここからは主要10品種それぞれの特徴・性格・飼育難易度を詳しく解説します。
品種ごとの違いをしっかり把握して、自分に合った一匹を見つけましょう。
イングリッシュ(ショートヘア)|最も飼いやすい定番品種

イングリッシュは最もスタンダードなモルモットで、丸みのある体型と短くなめらかな毛並みが特徴です。
体重は700g〜1,200g程度、体長は20〜30cmほどで、カラーバリエーションは単色・2色・3色と非常に豊富です。
性格は温和で人懐っこく、名前を呼ぶと反応したり、抱っこを好む個体も多いです。
飼育難易度は最も低く、週1〜2回のブラッシングと定期的な爪切りで十分管理できます。
ペットショップでの入手のしやすさ・価格の手頃さ(約3,000〜8,000円)・性格の安定感の三拍子が揃った、まさに初心者の入門品種です。
参考:全13種】モルモットの種類を解説|性格やお世話の仕方の違いは?|Minima
アビシニアン|つむじ模様が可愛い活発な人気者

アビシニアンは全身に8〜10個のロゼット(つむじ状の渦巻き)が散りばめられた、非常に個性的な外見が魅力の品種です。
毛は短めですが、渦巻きのためにブラッシングの際は毛の流れに逆らわないよう注意が必要です。
性格は活発で好奇心旺盛。遊び好きで、ケージの中をよく動き回ります。初心者でも飼えますが、イングリッシュよりもやや手がかかる印象があります。
価格は約5,000〜15,000円程度で、ペットショップでも比較的よく見かける品種です。
飼育難易度:★★☆☆☆。ロゼットの手入れに少し慣れが必要ですが、基本的には飼いやすい品種です。
参考:モルモットの種類と性格について解説 – ピュアアニマル
クレステッド|頭の冠毛がチャームポイント
クレステッドは体は短毛ですが、頭頂部だけにロゼット(つむじ)があるのが最大の特徴です。
頭の冠毛の色が体の色と同じ「セルフクレステッド」と、白い冠毛を持つ「アメリカンクレステッド」の2タイプがあります。
性格は温和で落ち着きがあり、人への慣れも早いです。基本的な飼育方法はイングリッシュとほぼ同様で、初心者にも向いています。
頭頂部のロゼット周辺だけ少し丁寧にケアする必要がありますが、体の他の部分は短毛なので全体的なお手入れは楽です。
価格は約5,000〜12,000円程度。飼育難易度:★☆☆☆☆。個性的な見た目と飼いやすさを両立した優秀な品種です。
シェルティ(シルキー)|絹のような長毛が美しい上級者向け

シェルティは後方に向かって流れるように伸びる絹のような長毛が最大の魅力で、「シルキー」とも呼ばれます。
頭部の毛は顔にかからず後ろに向かって伸びるため、ペルビアンとは外見が大きく異なります。
性格は温和で繊細。ストレスに敏感な面があるため、急な環境変化や大きな音には注意が必要です。
飼育難易度は★★★☆☆。毎日のブラッシングが欠かせず、毛が床面を引きずるため汚れやすい点に注意が必要です。
価格は約8,000〜20,000円程度。美しさに惹かれてお迎えしたものの、ケアが大変で後悔するケースも多い品種のため、飼育前にしっかりと覚悟を持つことが大切です。
ペルビアン|全身を覆う超長毛の最高難度品種
![ペルビアンモルモット nademo ペットメディア【nademo [なでも]】](https://nademo.jp/wp-content/uploads/peruvianguineapig_top.jpg)
ペルビアンは頭部を含む全身を覆う超長毛を持ち、モルモットの中で最も飼育難易度が高い品種です。
毛の長さは成体になると30cm以上に達することもあり、ショーに出場する個体は50cm超の毛を持つケースもあります。
頭部の毛が顔全体を覆うため、視界が遮られがちです。定期的なトリミングで顔周りの毛を短く整える必要があります。
性格は温和でのんびりとした個体が多いですが、毛の管理に多大な時間と労力がかかります。
飼育難易度:★★★★★。毎日15〜30分以上のグルーミングが必要で、床材も毛に絡まりにくい素材を選ぶ必要があります。価格は約15,000〜30,000円と高め。
テディ|ぬいぐるみのようなモコモコ感

テディはふわふわとした縮れた短毛がぬいぐるみのようなモコモコ感を生み出す、見た目の可愛さで高い人気を誇る品種です。
毛は短めですが密度が高く、触るとふわふわとした弾力のある感触が特徴です。
性格は穏やかで甘えん坊な個体が多く、抱っこされることを好む子も多いです。
飼育難易度は★☆☆☆☆と低く、初心者にも十分対応できます。週2〜3回程度のブラッシングで清潔を維持できます。
価格は約5,000〜15,000円。見た目の可愛さと飼いやすさを両立しており、特に子どもや女性に人気が高い品種です。
テクセル|ウェーブヘアが美しい巻き毛長毛種
テクセルはウェーブのかかった長毛が全身に広がる、長毛種と巻き毛種の特徴を兼ね備えた品種です。
毛はシェルティのようにまっすぐではなく、全体的にくるりとカールしており、非常に豪華な印象を与えます。
性格は温和でおっとりとした個体が多く、人への慣れも比較的早いです。
飼育難易度は★★★★☆。長毛+巻き毛の組み合わせにより毛が絡まりやすく、毎日のブラッシングとこまめなトリミングが必要です。
価格は約15,000〜30,000円と高めです。その美しさからモルモットショーでも人気の品種ですが、飼育経験者向きといえます。
参考:新入荷!!テッセルとペルビアンから生まれたモルモット達のご紹介
レックス|ベルベットのような手触りの短毛巻き毛

レックスは短くて密な縮れ毛がベルベット(ビロード)のような独特の手触りを持つ品種です。
毛は立ち上がるように密生しており、触ると非常に滑らかで心地よい感触があります。
性格は穏やかで好奇心旺盛。人への慣れも比較的早く、初心者でも飼いやすい品種のひとつです。
飼育難易度:★★☆☆☆。テディとよく似た毛質ですが、レックスの方が毛がやや硬い傾向があります。週2〜3回のブラッシングで清潔を保てます。
価格は約5,000〜15,000円程度。ペットショップでも見かけますが、テディほど流通量は多くありません。
参考:モルモットの種類と性格について解説 – ピュアアニマル
スキニーギニアピッグ|ほぼ無毛の個性派品種
スキニーギニアピッグは体のほとんどが無毛ですが、鼻先や足先にわずかに毛が残っているのが特徴の品種です。
皮膚は滑らかで、ピンクやブラウン、グレーなどのカラーバリエーションがあります。
性格は活発で人懐っこく、コミュニケーション好きな個体が多いです。
飼育上の注意点として、皮膚の保湿・室温管理(22〜26℃を維持)・床材の柔らかさの3点が特に重要です。毛がないため皮膚が乾燥しやすく、保湿ケアが必要になる場合があります。
動物の毛にアレルギーを持つ方にも選ばれることがありますが、アレルギーの原因は毛だけでなくフケや唾液にもある場合があるため、事前に専門医に相談することをおすすめします。
価格は約20,000〜40,000円と高めで、入手できるショップも限られます。飼育難易度:★★★☆☆。
ボールドウィン|完全無毛のレア品種
ボールドウィンは生まれた時は毛があるものの、生後数週間で毛が全て抜け落ち、完全無毛になる非常に珍しい品種です。
スキニーギニアピッグとは異なり、鼻先や足先にも毛が残りません。皮膚はしわが寄りやすく、独特の質感があります。
性格は甘えん坊で活発な個体が多く、飼い主への愛着が強いといわれています。
飼育難易度:★★★☆☆。完全無毛のため体温調節が非常に苦手です。室温は常に22〜26℃を維持し、直射日光や冷風が当たらない環境を整える必要があります。
日本国内での流通量は非常に少なく、専門ブリーダーからの入手が基本となります。価格は約30,000〜60,000円以上とかなり高額です。
モルモット10品種の飼育難易度・価格・入手しやすさ比較表

10品種の主要情報を一覧表で比較できるようにまとめました。品種選びの最終判断にお役立てください。
| 品種名 | 毛質 | 難易度 | 価格目安 | 入手しやすさ | 初心者向き |
|---|---|---|---|---|---|
| イングリッシュ | 短毛 | ★☆☆☆☆ | 3,000〜8,000円 | ◎ | ◎ |
| アビシニアン | 短毛・ロゼット | ★★☆☆☆ | 5,000〜15,000円 | ○ | ○ |
| クレステッド | 短毛 | ★☆☆☆☆ | 5,000〜12,000円 | ○ | ◎ |
| テディ | 短毛・縮れ | ★☆☆☆☆ | 5,000〜15,000円 | ○ | ◎ |
| レックス | 短毛・密縮れ | ★★☆☆☆ | 5,000〜15,000円 | △ | ○ |
| シェルティ | 長毛 | ★★★☆☆ | 8,000〜20,000円 | ○ | △ |
| ペルビアン | 超長毛 | ★★★★★ | 15,000〜30,000円 | △ | × |
| テクセル | 長毛・ウェーブ | ★★★★☆ | 15,000〜30,000円 | △ | × |
| スキニー | ほぼ無毛 | ★★★☆☆ | 20,000〜40,000円 | △ | △ |
| ボールドウィン | 完全無毛 | ★★★☆☆ | 30,000〜60,000円 | × | △ |
◎=非常に入手しやすい、○=入手しやすい、△=やや入手しにくい、×=入手困難
初心者におすすめのモルモット品種ランキングTOP3

初めてモルモットを飼う方に特におすすめの品種を、飼いやすさ・入手しやすさ・性格の安定性を基準にランキング形式でご紹介します。
第1位:イングリッシュ|迷ったらまずこの品種
初めてのモルモットにはイングリッシュが最もおすすめです。
飼育難易度の低さ・価格の手頃さ・性格の温和さ・入手のしやすさ、すべての面でトップクラスの品種です。
毎日のお世話に慣れていない初心者でも無理なく飼育でき、モルモットとの生活の基本を学ぶのに最適な品種といえます。
カラーバリエーションも豊富なので、好みの見た目の個体を見つけやすいのも嬉しいポイントです。
「どの品種にしようか迷っている」という方は、まずイングリッシュを第一候補にしてみてください。
第2位:クレステッド|飼いやすさと個性を両立
個性的な見た目も欲しいけど飼いやすさも重視したい、という方にはクレステッドがおすすめです。
頭頂部のつむじという個性的なチャームポイントを持ちながら、飼育難易度はイングリッシュと同等の★☆☆☆☆です。
性格も温和で落ち着きがあり、子どもや高齢者がいる家庭にも向いています。
「ただのシンプルな短毛種は物足りない」という方に、飼いやすさと個性を両立した最良の選択肢です。
第3位:テディ|見た目の可愛さNo.1
ぬいぐるみのようなモコモコ感が最大の魅力で、見た目の可愛さを重視する方にはテディがNo.1です。
ふわふわした縮れ毛は短毛なので、見た目のボリューム感に反してお手入れは比較的簡単です。
性格も穏やかで甘えん坊な個体が多く、スキンシップを楽しみたい方に特に向いています。
子どもと一緒に飼育するファミリーペットとしても非常に人気が高い品種です。
モルモットの品種選びで失敗しない3つのポイント

品種選びで後悔しないために、お迎え前に必ず確認しておきたい3つのポイントを解説します。
毎日のお手入れ時間を正直に見積もる
品種選びで最も重要なのは、毎日のグルーミングにどれくらいの時間を割けるかを正直に見積もることです。
短毛種(イングリッシュ・クレステッド・テディ)であれば、1日5〜10分のお手入れで十分です。
一方、長毛種(ペルビアン・シェルティ)は1日15〜30分以上のブラッシングが必要になります。
「忙しい平日でも毎日続けられるか」を基準に品種を選びましょう。忙しい社会人や子育て中の方には、短毛種が無難です。
「週末にまとめてケアすればいいか」という考えは長毛種では通用しません。毎日のケアを怠ると毛玉・皮膚炎の原因になります。
住環境・家族構成との相性を確認する
無毛種(スキニー・ボールドウィン)を選ぶ場合、室温管理が非常に重要です。
22〜26℃の室温を年間を通じて維持できる住環境かどうかを事前に確認しましょう。冷暖房の使い方や電気代も考慮が必要です。
小さな子どもがいる家庭では、毎日スキンシップが取りやすく丈夫な短毛種が向いています。
高齢者のみの家庭では、ケアが簡単でストレスに強い品種(イングリッシュ・テディ)を選ぶと安心です。
また、アレルギーの懸念がある方は、無毛種を選ぶ前に必ずアレルギー専門医に相談することをおすすめします。
実際に会って個体の性格を見極める
同じ品種でも個体によって性格には大きな差があります。
ペットショップやブリーダーを訪問した際は、必ず実際に触れさせてもらい、怖がりかどうか・人への警戒が強くないかなどを確認しましょう。
手に乗ってリラックスしている個体、鼻を近づけてくる個体は人に慣れやすい傾向があります。
逆に隅に隠れて出てこない、触ると激しく暴れる個体は、慣れるまでに時間がかかる場合があります。
「品種」だけでなく「個体の性格」も重視して選ぶことが、長く幸せに暮らすための大切なポイントです。
モルモットの品種別価格相場と入手方法

モルモットの価格は品種・血統・入手先によって大きく異なります。品種別の価格帯と入手方法を詳しく解説します。
品種別の価格帯一覧
一般的な価格目安は以下の通りです(2026年時点)。
- イングリッシュ:3,000〜8,000円(最も手頃)
- アビシニアン:5,000〜15,000円
- クレステッド:5,000〜12,000円
- テディ:5,000〜15,000円
- レックス:5,000〜15,000円
- シェルティ:8,000〜20,000円
- ペルビアン:15,000〜30,000円
- テクセル:15,000〜30,000円
- スキニーギニアピッグ:20,000〜40,000円
- ボールドウィン:30,000〜60,000円以上
価格は血統の良さや毛色の希少性、流通量によっても変動します。ショー向け個体はさらに高額になる場合があります。
ペットショップ・ブリーダー・里親の選び方
ペットショップはイングリッシュ・アビシニアン・テディなど一般的な品種を入手しやすい場所です。実際に個体を見て選べるメリットがあります。ただし、育成環境や血統情報が不明な場合もあります。
ブリーダーからの購入は、血統・健康状態・飼育環境が明確なため、特定の品種を求める場合や健康を重視する場合に最適です。テクセル・ペルビアン・スキニー・ボールドウィンなど希少品種はブリーダーからの入手が基本となります。
里親・譲渡は費用を抑えてモルモットを迎える方法ですが、品種が不明なミックスが多い場合があります。SNSや動物愛護団体の譲渡会を活用すると出会いのチャンスが広がります。
どの入手先を選ぶ場合でも、衛生的な環境で飼育されているか・個体が元気かどうかを必ず確認しましょう。
参考:人気のモルモット6種類の性格や値段を紹介!飼いやすい種類は?
モルモットの品種に関するよくある質問

モルモットの品種について、読者から多く寄せられる質問に回答します。
品種によって寿命に違いはある?
Q. 品種によって寿命に違いはありますか?
A: 品種による寿命の大きな差はなく、一般的にモルモットの平均寿命は5〜8年程度です。品種よりも、適切な食事・清潔な飼育環境・定期的な健康チェックなどの飼育環境が寿命に大きく影響します。無毛種は体温調節が苦手なため、不適切な温度管理による健康リスクには注意が必要です。
違う品種同士を一緒に飼える?
Q. 違う品種のモルモット同士を同じケージで飼えますか?
A: 基本的には異なる品種同士でも一緒に飼育できます。モルモットは社会性がある動物で、仲間がいると精神的に安定しやすいです。ただし、性別の組み合わせ(繁殖の可否)や、サイズ差が大きい個体同士の相性には注意が必要です。同性同士から始めるか、避妊・去勢手術を検討しましょう。
品種によって鳴き声や行動パターンは違う?
Q. 品種によって鳴き声や行動パターンに違いはありますか?
A: 鳴き声の種類(プイプイ・クルクルなど)は品種よりも個体差や状況によるところが大きいです。ただし、性格傾向としてアビシニアンは活発で動き回ることが多く、ペルビアンやテディは比較的おっとりとした行動パターンを見せることが多いです。いずれも食事の時間や遊ぶ時間には活発に鳴いてアピールします。
珍しいレア品種はどこで買える?
Q. スキニーギニアピッグやボールドウィンなどのレア品種はどこで購入できますか?
A: 無毛種などのレア品種は一般のペットショップでの取り扱いが少なく、専門ブリーダーへの問い合わせが最も確実です。SNS(X・Instagram)でブリーダーを探したり、爬虫類・小動物専門のイベントやエキゾチックアニマルの即売会に足を運ぶことで出会えることもあります。輸入個体の場合もあるため、健康状態と検疫証明書の確認を忘れずに行いましょう。
まとめ|あなたにぴったりのモルモット品種を見つけよう

この記事では、モルモットの主要10品種について特徴・性格・飼育難易度・価格を徹底的に解説しました。
最後に、品種選びのポイントを整理しておきましょう。
- 初心者には「イングリッシュ」が最もおすすめ。飼いやすく価格も手頃で入手しやすい
- 個性的な見た目も欲しい初心者には「クレステッド」や「テディ」が最適
- 長毛種(シェルティ・ペルビアン・テクセル)は毎日のケアが必須。経験者向け
- 無毛種(スキニー・ボールドウィン)は温度管理と皮膚ケアが重要。個性派向け
- 品種だけでなく個体の性格も実際に確認してから選ぶことが大切
モルモットの寿命は5〜8年。長い時間をともに過ごすパートナーだからこそ、自分のライフスタイルに合った品種を慎重に選んでください。
ぜひ実際にペットショップやブリーダーを訪問し、運命の一匹に出会ってみてください。


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